今日は冷たい雨の日。
寒くてテンション無理やりあげて1日過ごしました(笑)
そんなわけ(どんなわけ?)で、
今日は吹きガラス講座ストーカーはやめて、
自分のお仕事の話を。
パート・ド・ヴェールやキルンキャスティングといわれる、
電気炉(電気の熱で温度を上げる炉です。
細かい温度制御が可能で陶芸なんかにも使われています)
で行う、簡単にいえばガラスをつかった鋳物です。
こっちが工房での本来の本業です(^o^)
今回はこの技法の仕事としては簡単なものですが。
まず、佐野代表からこんなの作るようにとの指示のもと、
発砲スチロールのもっときめの細かい素材(名前あるけど商標なので)
をカッター、紙やすりなどで削りだし、
こんなもんで。
それをガラス板に貼り付け、それに塩ビをぐるっとガムテープ、粘土でくっつけます。
こんな感じ。
あ、余計な穴ふさぐの忘れた(>_<")
ま、すぐに粘土で埋めて、
耐火石膏という高温にも耐えれる石膏というものを使います。
これは1時間ほどで硬化するのですが、その前はどろどろなものです。
それを流し込みます。
そ~れっ!と。
さすが自分!耐火石膏目の前にある分で適当な量作ったのに、
偶然にも量がぴったりです。
やばい、貴重な「運」使ったかも(笑)
あ、もちろん、しっかり量を計ってやることもありますよ!
無駄は出さない!お仕事なので!
あぶない、あぶない(笑)
それから1時間ほど置いて、耐火石膏が固まったら
最初の原型を取り出し、耐火石膏型というのが完成。
こんな感じ。
それに、必要な重さを量った
ガラスのかけら(昨日もいいましたカレットというもの)などを入れて、
電気炉にいれます。
とここまで。
今晩から3日後ぐらいまでこの中で焼成します。
どんな風に焼きあがるか、最終的にどんなものになるか、
また、ブログにとりあげます!
というわけで、
簡単なパート・ド・ヴェールまたはキルンキャスティングの作業の紹介、
今日のお仕事でした\(^o^)/
能登島ガラス工房 じい